質問
Smart Construction 3D Machine Guidanceの刃先の精度の確認方法を教えてください。
回答
マシンガイダンスのメニューの「ガイダンス設定」の「刃先位置測定」から確認できます。
解説
1)事前準備
基準については、各現場の基準に合わせてください。
精度確認の際は、ローカライゼーションファイルや基準点の座標が正しいことを確認してください。
メイン画面上部のGNSS情報がFix(緑色)している状態で実施ください。
2)確認方法
稼働現場に基準点 / 基準杭が設置されている場合は、基準点 / 基準杭付近まで車両を移動します。
- 「マシンガイダンス」を起動
- 「メニュー(歯車マーク)」をタップ
- 「ガイダンス設定」をタップ
- 「刃先位置測定」をタップ
- 計測に使用する「コントロールポイント」を選択
- 手動で設定する場合は +ボタンをタップして、名前、N/E/Z 値を入力して✓ボタンをタップ
- 姿勢1,2,3,4にて刃先精度を計測
計測時はバケット刃先計測位置 L/M/Rのいずれかを選択し基準点までの距離Δ Z を入力後に
計測ボタン(丸いマーク)をタップしてください。
GNSS 補足 していないときは、 ボタンが「GNSS FIX NOT VALID」と表示されるので、補足してから実施してください。
- 計測した刃先精度がそれぞれの姿勢1,で基準値内に入っているか確認
- 計測したバケット刃先位置と基準点位置との差が「差分」に表示されます
- 姿勢2,3,4も同様に繰り返す
基準値内の場合:施工精度を確保できます。
基準値外の場合:取付機器のゆるみやはずれがないことを確認し、バケットキャリブレーションを行ってください。
参考
1.オフセット機能
「刃先座標」を計算した後、「オフセット」画面で「マッチング」ボタンをタップすると、「差分」で表示されている N、E、Z がオフセットされて、マシンガイダンス画面の建機が表示されます。
「リセット」ボタンをタップすると、既に入力されているオフセット値を消去できます。
オフセット値は手入力が可能です。
設定したオフセット値を反映するには、画面右下の✓ボタンをタップします。
2.刃先精度傾向確認プロットシート
計測した4姿勢から刃先精度の傾向確認するツールになります。
(添付ファイル参照:刃先精度確認プロットシート.xlsx)
コメント
0件のコメント
サインインしてコメントを残してください。