チルトバケットで精度が確保できる範囲が知りたい

質問

チルトバケットで精度が確保できる範囲が知りたい

回答

Smart Construction 3DMachineGuidanceでチルトバケット機能を利用する場合は、チルト軸の角度により正常利用範囲が限定されます。下記解説を参照してください。

解説

IMUセンサーの仕様上、チルト軸の角度が垂直に近くなると精度悪化～計測不可になる範囲がありますので下記をご参照ください。
※1：チルト軸の角度が80°～100°の範囲では正確に角度を計測できないため、この範囲に入る直前に取得した角度により刃先精度が算出されます。このため精度を確保することができません。

※2：チルト軸の角度が55°～80°、100°～125°の範囲では低精度となる可能性がございますのでご留意ください。

補足（例）：チルト軸角度が60°から90°へ変化するようにバケットが排土方向への動きをしている場合を例とします。

チルト軸角度が80°を超えた後（つまりチルト軸角度が80°～90°の範囲）はチルト軸角度が80°のチルト角を維持し、チルト角として計算に用いる。
よってチルト軸角度が80°を超えた後にバケットをチルトしても、そのチルト操作はアプリには反映されません。