質問
・施工履歴がタブレットからどのようにサーバーへ上がるのか
・機械の動きのうち、どのような動きが履歴として反映されるのか
等、施工履歴データが生成される仕組みについて教えてほしい
回答
1) タブレットからSmart Construction Pilot(Web版)へ 施工履歴が上がるまでの流れ
2) 履歴生成の仕様(機械の動きのうち、どの動きが履歴として反映されるのか)
それぞれ下記で解説します。
解説
1) タブレットからSmart Construction Pilot(Web版)へ 施工履歴が上がるまでの流れ
Smart Construction 3D Machine Guidanceの施工履歴データは、
タブレットからサーバー側へ送信され、サーバー側で点群が生成された後、Smart Construction Pilot(Web版)へ上がります。
Smart Construction Pilot(Web版)には、10分毎に送信されていきます。
Smart Construction Pilot(Web版)へ上がった後は、「施工履歴」画面で 履歴の取得・ダウンロードができるようになります。
+ボタンから履歴の取得操作を行わないと、「施工履歴」画面には何も表示されません。
取得方法の具体的な操作はこちらの記事で記事で解説していますのでご参考ください。
2) 履歴生成の仕様(機械の動きのうち、どの動きが履歴として反映されるのか)
(設計データ上で動かした)バケット刃先の全ての動きの中で、最下点のみを履歴として採用するようになっています。
同じZ方向の中で、異なる高さの履歴(動き)が2つ以上存在する場合、一番下にある履歴のみが反映されます。
例:
一度掘った場所を再度施工する際、それまでの履歴よりも高い位置を施工した場合、反映されません。
※常に下へと掘り進める掘削操作は反映されますが、盛土の操作は反映されませんのでご注意ください。
また、バケット刃先で取得はしていますが、刃先の左・右など、特定箇所で取得される訳ではありません。
刃先の動きをサーバー側で処理し、NEの方向で10㎝ピッチで点群生成されます。
補足
・バケット底面も履歴取得箇所として設定したい場合
通常、バケットの刃先の先端(赤い線)のみで施工履歴データで取得しておりますが、
ガイダンス設定>アプリケーション設定>「バケット底面による地形計測」で「底面モード」をOFFからONへ切り替えると、赤い線/青い線の2つの通過した点の内、最下点で履歴を取得します。
・タブレットから直接、施工履歴データを出力することはできません。
この記事に関連するお問合せ
・法面バケットのバケット後部を基準に施工したい
・施工履歴の取得の仕方を教えてほしい
・施工実績はどのようにフィルタリングされますか?
・施工履歴は最下点ですか?
・盛土の操作をしましたが、施工履歴として反映されません。なぜでしょうか?
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