まえがき
本記事では、3DMG建機に利用するデータファイルの作成・転送方法について詳しく解説します。
作成した施工データファイルは保有する3DMG建機にインターネット経由でデータ転送することができます。
またVRSを利用する際に必要なNtrip設定情報も転送することが可能です。
手順および解説
3DMGへのデータ転送のしくみ
様々なファイルデータを組み合わせ3DMG専用のファイルを作成し転送できます
施工データ作成・転送
1.”プロジェクトのタブ”をクリックし、新規作成ボタンをクリックします
1)ローカライゼーションファイルを使用する場合
・プロジェクト名:任意
・座標系:Localization
・ファイル:施工データをアップロード
上記項目を選択し、"保存"アイコンをクリックします
例
ローカライゼーションファイル:Calファイル(Trimble社)
施工データ:landxmlファイル(共通拡張子)、tn3ファイル(topcon社)
*プロジェクトデータを送信する建機を指定した場合、転送されたデータは建機側に通知が届きプロジェクトデータにセットされます
1’)ローカライゼーションファイルを使用しない場合
・プロジェクト名:任意
・座標系:projection
・地域、プロジェクション、測地系、ジオイド:施工する地域に沿った座標系・ジオイドを設定
・ファイル:施工データをアップロード
上記項目を選択し、"保存"アイコンをクリックします
*施工データに座標系が設定されていない場合は利用できません
*プロジェクトデータを送信する建機を指定した場合、転送されたデータは建機側に通知が届きプロジェクトデータにセットされます
バケットデータ転送
1.選択中の現場の”バケット”タブを選択し、追加ボタンをクリックします
2.現場に紐づいた建機に追加したいバケットデータを選択し、追加します
3.転送されたバケットをタブレットアプリ内のバケットファイル設定のよりダウンロードします
*一覧に表示されるバケットデータは自社企業内・これまで他社より借りたバケットデータとなります
Ntrip設定情報の転送
1.サイドメニューのNtrip設定アイコンを選択し、新規作成アイコンをクリックします
2.保有する補正情報サービスの名称・補正情報を受け取る為のURL・保有する契約ID・PASSを入力し
転送したい建機を一覧より選択後、保存すると建機に転送されます
*転送後、GNNS設定内のNtrip設定に反映されますが、必ず建機のタブレット側でマウントポイントを選択してください
補正情報サービスを利用したい(Docomo補正情報)
Komatsu Ntrip Casterに切り替えたい(固定局方式)
補足
・プロジェクトファイルの編集
作成したプロジェクトを再びクリックし、データ等の追加を行うことが可能です
保存後、リスト一覧からプロジェクトの編集回数を確認することができます
・タブレットへ直接データを転送する方法
ダウンロードボタンより生成された専用ファイル[RPZファイル]を出力しタブレット内のダウンロードフォルダにUSBケーブル経由で取込むことが出来ます
プロジェクトファイルをタブレットへ直接を取込みたい
関連FAQ
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