まえがき
本記事では、ERATHBRAIN社の3Dマシンガイダンス(3DMG)の機能内に実装された簡単3D機能の利用方法について解説します。
簡単3Dの機能を知っていただくことで、現場で円滑に利用することができます。
※簡単3D機能では施工履歴データは取得できません。
解説
利用方法
1.タブレット内のアプリケーションを起動し簡単3Dを選択します
2.バケットの刃先を施工する箇所に置き、刃先を目標面に設定をタップし施工データを作成します
目標面までの距離は、バケットのセンターから計測されます
オフセット機能
1.高さ調整をタップし、バケットの刃先で作成したポイントからのオフセット量を設定します
勾配調整機能
2.刃先を置き、勾配単位を選択し、数値を入れ法面・勾配データを作成します。
施工データまでの距離は鉛直方向のみです
※施工箇所が変化する箇所ごとに目標面の設定が必要です
2024/2
簡単3Dで施工幅を設定し、画面上で確認できるようになりました。
1)「幅」の入力と、バケット刃先で計測した2点のポイントA・Bから「方向」を設定します
方向を設定する際の計測ポイントは刃先中心の座標となります
作成した施工幅は保持され、旋回作業等で設定エリアを一度離れた後、再度施工幅のエリアに侵入すると表示します。
ガイダンス画面の着色表示は、以下の2色で表示します。
緑
バケット刃先が、着色領域に存在して施工幅の方向に±0.5°の範囲で正対している。
また、バケット刃先の位置が目標面よりも高い。
紫
着色領域にバケット刃先が存在し、施工幅の方向から±0.5°以上のズレがある。
着色領域の外にバケット刃先が存在する。
バケット刃先の位置が目標面よりも低い
補足
・補正情報サービス利用の設定確認
上記の機能が使用できない場合、補正情報サービスの設定が完了しているか確認ください
設定方法は3Dマシンガイダンスを起動しGNSS設定より行います
補正情報サービスを利用したい(Docomo補正情報)
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