まえがき
本記事では、保有する3DMG建機の関連データを適切にWEB上で管理・確認する方法について詳しく解説します。
関連データを適切に管理することで建機ステータスの管理・トラブル時のデータ利用・WEBから有効なデータを出力・利用することができます。
手順および解説
1.Smart Construction Pilot (web)を開き、建機のアイコンをクリックします
2.設定情報を確認したい機械の「機械番号」「シリアルNo.」のいずれかで検索し、検索にヒットした建機をクリックします
3.各アイコンをクリックすることで必要に応じた関連データを出力します
関連データとは
設定情報・コントローラ情報・精度確認結果・キャリブレーション情報
基本設定情報・エラー情報・地形計測結果が含まれます
補足
ダウンロードするとタブレットアプリ内で実施した設定情報が格納されており、”メモ”等で開くことで確認ができます
格納情報 | |||
更新日時(世界標準時) | バケットファイルの名称 | プロジェクトファイルの名称 | 設計面の名称 |
オフセットの種類 (垂直or鉛直) |
オフセットの値 | マッチング値 | X=E Y=N Z=Z |
補正情報タイプ | GNSSタイプ | 衛星のマスク角 | |
補正情報サービスのサーバ名 | サーバ名URL | ポート番号 | |
補正情報サービスのユーザーID | 設定マウントポイント | 無線通信速度 | |
タブレット機種名 | OSバージョン | アプリケーションバージョン |
ダウンロードするとコントローラー内の設定情報が格納されており、”メモ”等で開くことで確認ができます
格納情報 | ||
作成日時(世界標準時) | 更新日時(世界標準時) | コントローラー情報 |
コントローラー情報 メーカー・モデル |
コントローラー情報 ファームウェアバージョン |
GNSSレシーバー メイン・サブ 各モデル・バージョン |
各IMUセンサー メーカー・モデル・バージョン |
マシンガイダンス上で刃先確認を実施した結果をWEB上でダウンロードできます
1)下記のアイコンをタップし、刃先位置測定を実施します
2)Web上で結果をCSV形式でダウンロードが可能です
キャリブレーショを実施した際のデータ化された情報が格納されます。
コントローラーの交換時に、当時のデータを用いて復旧するなどに利用することが可能です
コントローラー内に設定された情報が含まれています
接続しているセンサー・ハーネスケーブルからのエラー信号や、GNSS内・コントローラとの接続エラーが発報された情報が蓄積されます
参考:コントローラー・IMUセンサーのエラーを一覧からさがしたい
マシンガイダンス上で地形を刃先で計測した結果をWEB上でダウンロードできます
1)下記のアイコンをタップし、刃先で地形計測を実施します
2)Web上で結果をCSV形式でダウンロードが可能です
補足
・関連データが格納される仕組み
1.製品一式を代理店から受け取りましたら、管理者はCustomer Portal にログインし、アプリ一覧よりSmart Construction Pilotを起動し、ご自身の企業内にコントローラー情報(建機)が反映していることを確認ください
WEBアプリ内には建機のキャリブレーション情報やバケット情報等が格納されます
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