まえがき
本記事では、GNSSを利用せず、車体の姿勢から目標面を生成し施工する方法について詳しく解説します。
衛星の補足が難しい場所(都市土木)などで簡易的に施工したい場合に活用することが期待されます
尚、2DMG機能使用時は施工履歴データを取得はできません。
手順および解説
1.共通設定のメニューを選択し、2DMGモードをONにチェックします
チェック後にマシンガイダンスが2Dマシンガイダンスに切り替わります
2.起動時に目標となる面の作成の指示が表示されます
サブウィンドウをタップしデータ作成メニューを表示します
1)任意の角度(法面)や平面を作成したい場合は、1点目を選択後に角度を入力します
平面の場合:0°
法面の場合:例 45°
1-1)既に掘削するラインが決まっている場合は1点目、2点目にバケットを置きバケットアイコンをタップします
2)作成したポイントから移動・旋回などによりコーションが発生した場合は、設計面を再度作成してからガイダンスの機能を利用してください
補足
・オフセット機能
基準となるポイントからベースとなる、掘削ラインを作成し、ベースから高さをオフセットすることが可能です。
・単位変換
傾斜アイコンを選択するとデータ作成時の単位を変更することが可能です。
・データ再作成のコーションについて
ギアマークのメニューよりガイダンス設定の選択後、アプリケーション設定内のスイング検知(2DMG)を選択し、スイング速度から検知の閾値を設定することが可能です。
ポイントを取得する時の姿勢から設計面を作成する為、ポイントからの移動後・旋回後に、継続して作成データを利用することは、想定しておりません。
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